-
補助金
太陽光発電で蓄電池を導入する際の価格相場は?利用できる補助金も解説!
太陽光発電を家庭で行う際、あわせて蓄電池を導入する場合が多くあります。 この記事では、家庭用蓄電池の価格相場や蓄電池購入の際に活用できる補助金を紹介します。 新築の検討をしている人や、太陽光発電に興味がある人はチェックしてみてください。 太陽光発電の家庭用蓄電池の費用相場は? 自宅に太陽光パネルを設置する場合、一般的に蓄電池をあわせて設置するケースが多くあります。 発電用のパネルとセットで家庭用蓄電池を設置する場合の費用相場をチェックしていきましょう。 蓄電池の価格推移 結論から言うと、家庭用蓄電池の価格は、年々システム費用が減少しています。 実際、2015年に設置の際の平均価格は22.1万円/kWhであり、2019年時点で14.0万円/kWh、2022年より11.7万円/kWhと費用が減少しているというデータがあります。(※ただし、あくまで平均価格のため、地域等条件により価格は異なります。) 参考:三菱総合研究所『定置用蓄電システムの普及拡大策の検討に向けた調査』 家庭用蓄電システムの価格相場 家庭用蓄電池システムは、蓄電容量が大きくなるに従いkWhあたりの価格が減少するのが一般的です。 以下は、蓄電池の容量に対する1kWhあたりの参考価格を記載しています。 容量 価格相場(/1kWh) 5kWh未満 13.9万円 5~10kWh未満 12.7万円 10kWh以上 10.3万円 参考:三菱総合研究所『定置用蓄電システムの普及拡大策の検討に向けた調査』 工事費の価格相場 蓄電システムとは反対に、蓄電池設置のための工事費は容量が大きくなるにつれて高くなるケースがほとんどです。 ただ、蓄電システムの価格と工事費をあわせて考えると、容量が大きくなるほどに1kWhあたりの費用が少なくなる傾向にあります。 容量 価格相場 5kWh未満 10.0万円 5~10kWh未満 19.6万円 10kWh以上 26.7万円 参考:三菱総合研究所『定置用蓄電システムの普及拡大策の検討に向けた調査』 関連記事 太陽光発電で蓄電池はやめた方が良い?メリット・デメリットを比較! 蓄電池の価格が変わる要因 家庭用蓄電池は、さまざまなメーカーがさまざまなタイプの製品を販売しています。 そのため、どの蓄電池を選び、どこで購入するかにより、蓄電池の価格が変動します。 ここからは、蓄電池の価格が変わる4つの要因を紹介していきます。 これから蓄電池の設置や購入を考えている人は、ぜひ参考にしてください。 <電池の価格を変える要因> ・容量 ・仕様 ・購入場所 ・メーカーのブランド力 容量 紹介した通り、選んだ蓄電池の容量によって蓄電池システムの価格や工事費が変動します。 蓄電池の容量によって価格が変わるため、自分たちの生活スタイルに一番適した容量はどれなのかを事前にきちんと検討することが大切です。 災害に備えたい、日常的に太陽光の電気を活用したい、などの目的や売電量、予算を検討した上で、容量選びを進めましょう。 仕様 蓄電池には、充電方式や負荷タイプなどといった製品による仕様の違いがあります。 例えば、蓄電池の充電方式は、太陽光発電から充電したり、直流電流をそのまま使って充電したりと複数の種類があります。 負荷タイプという、何アンペア(A)でどの範囲の電気を使えるかが決まる蓄電池の仕様も製品によって異なります。 負荷タイプは、冷蔵庫周りのコンセントなど決まった範囲のみ電気を使用する特定負荷と、家中の電気をまかなえる全負荷の2種類です。 その他、蓄電池の細かな仕様の違いによって価格は大きく変動します。 購入場所 蓄電池をどこで購入するかによって、価格が変動します。 購入場所の例として、施工会社やハウスメーカー、オンラインショップなどが考えられるでしょう。 オンラインショップで購入する場合は、お得に入手できる可能性があるものの、購入した蓄電池の設置を業者に頼む手間がかかる場合があります。 一方で、施工会社やハウスメーカーで購入する場合はオンラインショップに比べると費用が高くなりますが、設置や設計の専門知識があるため、購入から設置まで安心して任せられます。 メーカーのブランド力 蓄電池に限らず、商品を購入する際にはブランドを確認することが少なくありません。 蓄電池はさまざまなメーカーから発売されています。 そのメーカーのブランド力によって商品の価格は変動する可能性があるでしょう。 例えば、業界大手でブランド力がある会社だと、商品の価格が比較的高くなるということは多々あります。 自身の予算とブランド、性能等を検討して蓄電池を選ぶと良いでしょう。 家庭用蓄電池メーカーの価格を徹底比較 家庭用蓄電池メーカーは多くありますが、その中でもよく名前の挙がる6社について、価格を比較しました。 各社ごとに蓄電池容量が異なるため一概に比較はできませんが、下記を参考に検討してみてはいかがでしょうか。 企業名 工事費込みの参考価格(※あくまで目安としてご参考ください) 長州産業 約140万円 ~ 620万円 シャープ 約150万円 ~ 180万円 パナソニック 約130万円 ~ 220万円 ニチコン 約120万円 ~ 470万円 京セラ 約110万円 ~ 430万円 オムロン 約130万円 ~ 210万円 ※弊社調べ(2023年9月時点) 関連記事 おすすめの家庭用蓄電池メーカー9選!選ぶポイントも解説! 蓄電池を安く購入する方法 蓄電池は決して安い買い物ではないため、できるだけ安く購入できる方法を考えたいものです。 ここからは、蓄電池を少しでも安く購入する方法を紹介します。 <蓄電池を安く購入する方法> ・容量 ・PPAモデルを活用する ・補助金を活用する PPAモデルを活用する PPAモデルとは、「Power Purchase Agreement モデル」の略で、日本語で言うと「電力販売契約モデル」という意味です。 PPAモデルでは、エネルギーサービス会社等が各家庭の屋根などを借りるという形を取り、無償で太陽光パネル等の設備を設置します。 その太陽光パネルで発電した電気は、安い料金で自宅用に使用でき、余った電気は蓄電池へ貯めたり売電したりすることが可能です。 PPAモデルを活用すれば、初期費用を出すことなく太陽発電が利用でき、設備のメンテナンス料等の負担もありません。 補助金を活用する 新築を建てる場合や、リフォームで太陽光パネルや蓄電池の設置を考えている場合、補助金制度を活用することができます。 補助金を上手く活用できれば、蓄電池の購入コストを押さえられるでしょう。 これから4つの補助金制度を紹介するので、参考にしてみてください。 <補助金制度の種類> ・こどもエコすまい支援事業 ・DER補助金 ・地域型住宅グリーン化事業 ・ZEH支援事業 こどもエコすまい支援事業 補助金概要 子育て世帯・若者夫婦世帯が、省エネ性能の高い住宅を建てたり、省エネ改修を行ったりする費用を支援する事業。 公募期間 予算上限(100%)に達し次第終了※最長、2023年12月31日まで 応募要件 子育て世帯および若者夫婦世帯で、新築や住宅購入、リフォームを行う人 補助額 ・新築住宅・新築分譲住宅1住戸につき100万円・リフォーム5~60万円 補助額上限 ・新築・分譲住宅購入の場合1住戸につき100万円・リフォームの場合最大60万円 参考:国土交通省『こどもエコすまい支援事業』 こどもエコすまい支援事業は、省エネ住宅を取得する子育て世帯および若者夫婦世帯を支援するため、国土交通省が実施している支援事業です。 子育て世帯は申請時点で18歳未満の子を有する世帯のこと、若者夫婦世帯は申請時点で夫婦であり、令和4年4月1日時点でいずれかが39歳以下である世帯を指します。 ZEHレベルを満たすような高い省エネ性能を持つ住宅を取得する場合、1住戸につき100万円の補助金を受けられます。 新築や住宅の新規購入だけでなく、省エネ設備を設置するリフォームの場合でも申請可能です。 DER補助金 補助金概要 電力需要ひっ迫に伴い、家庭・業務産業用の蓄電システム導入を支援する事業。 公募期間 2023年1月31日(火)~2023年12月22日(金)12時必着 応募要件 家庭用蓄電システムまたは業務産業用蓄電システムの導入を行う、法人または個人事業主、日本国内に居住がある個人 補助額 設備費・工事費の1/3以内 補助額上限 家庭用蓄電システムの補助額上限60万円/台 参考:一般社団法人環境共創イニシアチブ『令和4年度補正 電力需給ひっ迫等に活用可能な家庭・業務産業用蓄電システム導入支援事業』 DER補助金は、正式名称を「再生可能エネルギー導入拡大に資する分散型エネルギーリソース導入支援事業費補助金」といい、一般社団法人環境共創イニシアチブが実施する支援事業です。 昨今の電力供給ひっ迫に伴い、再生エネルギーの利活用促進の観点から、蓄電池に対する支援を行っています。 定められた要件を満たす蓄電池を設置する場合に、補助金の申請が可能です。 地域型住宅グリーン化事業 補助金概要 高い省エネルギー性能や耐震性を持つ木造住宅を整備する際に支援する事業。 公募期間 令和5年4月28日(金)から令和5年6月2日(金)18時まで 応募要件 認定長期優良住宅、ZEH水準以上かつ壁量計算による指定の耐震強度を満たす住宅 補助額 ・こどもエコ活用タイプ(こどもエコすまい支援事業の補助金を含んだ額)105~140万円 ・通常タイプ70~110万円 補助額上限 ・こどもエコ活用タイプ(こどもエコすまい支援事業の補助金を含んだ額)最大140万円 ・通常タイプ最大110万円 参考:国土交通省『地域型住宅グリーン化事業(評価)』 地域型住宅グリーン化事業は、国土交通省が実施する支援事業です。 地域の木材を用いていて、省エネ性能・耐震強度の優れた住宅の整備を対象としています。 補助対象となる住宅は、認定長期優良住宅やZEH、ZEH・Nearly、認定低炭素住宅などです。 住宅の性能に加え、加算措置として補助の併用が可能です。 地域材を使用する場合や、地域の伝統ある建築技術を用いる場合など、定められた内容を満たす場合は併用して補助を受けられます。 ZEH支援事業 補助金概要 ZEH等の水準を満たす住宅について、新築または新規購入する個人を対象とした支援事業。 公募期間 2023年4月28日(金)~ 2023年11月10日(金) 17時締切 応募要件 ZEH等の省エネ新築住宅を建築・購入する個人 補助額 ・ZEH水準55万円/戸~ ・ZEH+、次世代ZEH+水準100万円/戸~ ・次世代HEMS水準112万円/戸~ 補助額上限 ・ZEH水準55万円 ・ZEH+水準100万円 参考:一般社団法人環境共創イニシアチブ『【環境省戸建ZEH】令和4年度・令和5年度 戸建住宅ZEH化等支援事業ZE支援事業 公募情報』 ZEH補助金は、経済産業省および環境省が実施している支援事業です。 従来の住宅と比べて大幅に省エネ性能の高いZEH等の住宅について、新築もしくは新規購入する個人が支援を受けられます。 断熱性能や効率の良いエネルギーシステム、太陽光発電などを導入している住宅が補助対象です。 ZEH-M(ゼッチマンション)など高層マンションの建設といった、法人事業に対しての支援も行っています。 まとめ 太陽光発電システムを利用する家庭において、蓄電池をあわせて設置すると効率良く再生エネルギーを活用できます。 住宅取得やリフォームの際、PPAモデルや補助金を活用することでより安く蓄電池を購入・利用することができるので、ぜひ活用してみてください。 シェアでんきでは、紹介したPPAモデルサービスを提供しています。 シェアでんきは、初期費用・月額費用ゼロで太陽光パネルと蓄電池を利用できるサービスです。 万が一の際にも安心できる太陽光発電システムを、初期費用の要らないシェアでんきで取り入れてみませんか? \初期費用・メンテナンス費用0円!/ 「シェアでんき」の詳細はこちらから -
蓄電池
ソーラーパネルと蓄電池はセットが良い?メリット・デメリットを解説!
自然エネルギーを活用するソーラーパネルと蓄電池のセット導入に関心を持つ人に向け、そのメリットとデメリットについて解説します。 電力の自給自足や節約効果など魅力的な側面がある一方、初期コストや設置スペースの課題も考慮が必要です。 両者の組み合わせのポイントを探りながら、あなたに最適な選択肢を見つける一助となる情報をご紹介します。 ソーラーパネルと蓄電池はセットで購入した方が良い?実際の声を調査 安心感が違う マジで家建てるときに嫁さんを説得してソーラーパネルと蓄電池を取り付けたのデカいな♪ 安心感が違います🥺 — キー@3児のパパ (@keyword_s15) August 1, 2023 参考:ピクシー資産育成中(イノッチ)(@inohti) ソーラーパネルと蓄電池を導入することで、電気代の削減に成功したという口コミがありました。 電気代が最も高かった時でも年間で約1万5千円で、現在は約5千円に抑えられているようです。 このような省エネ効果により、電気代の節約が実現していることが伺えます。 ソーラーパネルと蓄電池をセットで導入するメリット 天候による発電量の変動をカバーできる ソーラーパネルと蓄電池をセットで導入することにより、天候による発電量の変動をカバーできます。 蓄電池に事前に充電した電力を使用することで、雲や雨などの影響で発電量が少ない日でも自宅で発電した分の電気で電気の不足分を補うことが可能です。 災害時に電気を使える ソーラーパネルと蓄電池の組み合わせは、災害時に有用です。 停電が発生しても、蓄電池に蓄えた電力を利用できるため、必要な電気を確保することができます。 もしもの時の備えのためにも導入をする価値があります。 深夜の安い電力プランを利用できる 太陽光発電による自家消費だけでは賄いきれない電力は、夜間の安い電力プランを利用することで電気代を安く抑えることができます。 蓄電池を通じて夜間に充電することで、夜間の電気使用量の割合が高くなるほどお得になる電力プランなどを活用できます。 実際に、東京電力などで、夜に電気の使用が集中している家庭向けの料金プランがその利用する時間の幅ごとにいくつかあるなど、利用できるサービスが存在します。 ピークシフトに対応できる ピークシフトに対応できることがメリットとして挙げられます。 電力需要がピークとなる時間帯に、蓄電池から電力を供給することで、電力供給の安定化に貢献できます。 電力逼迫により、呼びかけられた際に節電に積極的に協力できるなど、社会的にもメリットがあります。 ソーラーパネルと蓄電池をセットで導入するデメリット 初期費用がかかる ソーラーパネルと蓄電池をセットで購入することで100万円以上の初期費用がかかります。 ソーラーパネルと蓄電池の導入には初期費用がかかりますが、助成金や税制優遇を活用することで負担を軽減することができます。 また、PPAモデルと呼ばれる仕組みを利用すれば、初期費用0円でソーラーパネルと蓄電池を導入できます。 設置するための場所を用意する必要がある ソーラーパネルと蓄電池の設置には適切な場所の選定が必要です。 設計時には、影を最小限に抑える工夫や未利用のスペースの活用が重要です。 周囲の樹木や建物の影響を考慮し、ソーラーパネルの発電効率を最大化するためにも、慎重な場所選びが必要です。 専門家のアドバイスを得ながら、最適な設置場所を検討しましょう。 設置場所の工夫が、ソーラーシステムの効果的な運用につながります。 容量によってはあまり蓄電できない 誤った容量の蓄電池を購入した場合、あまり蓄電できないケースも発生します。 そのため、蓄電池の容量を適切に選定することが重要です。 使用用途や消費電力を考慮し、必要な容量の蓄電池を選ぶことで、効果的な蓄電を実現できます。 容量についても専門家と相談し、最適な容量を検討しましょう。 セットで購入するのにおすすめの蓄電池メーカー5 おすすめの蓄電池メーカーについて順に解説します。 オムロン オムロンは、ライフスタイルやエネルギー使用の変動に対応して選択や追加が可能なマルチ蓄電プラットフォームを提供しています。 このプラットフォームには、コンパクトなサイズの収納スペースに困らないタイプの蓄電池だけでなく、太陽光発電の自家消費電力を最適化するために夜間電力も2回充電できるタイプの蓄電池も含まれています。 これにより、経済的で安全な暮らしの実現をご提案します。 生活スタイルや、ニーズによってユニットなどを後付けすることもでき、それぞれに合った形での導入をすることができます。 参考:テスラ ジャパン 長州産業 長州産業の蓄電池「スマートPV」はコンパクトなので設置がしやすく、各家庭の生活に合わせて組み合わせを自由自在に選べることが特徴です。 例えば、構成機器はハイブリッドと単機能、また負荷タイプは全負荷対応と特定負荷から選ぶことができます。 また、構成機器の保証が15年など保証やサポート体制が充実しており、安心して利用できます。 参考:シャープ パナソニック パナソニックの蓄電池は持ち運びができるタイプの蓄電池など商品ラインナップが多いことが特徴です。 また、世の中に電池を提供し80年の歴史を持つため、歴史の中で培った信頼できる技術力を保有しています。 その他にも蓄電池の保証が10年~15年と保証期間も長いため、安心して利用できます。 参考: -
蓄電池
おすすめの家庭用蓄電池メーカー9選!選ぶポイントも解説!
家庭用の蓄電池にはさまざまな種類があります。 また、取り扱っているメーカーも少なくありません。 そのため、どの蓄電池が良いか判断に迷う方も多いのではないでしょうか。 この記事では、家庭用蓄電池のおすすめメーカー9選を紹介します。 あわせて蓄電池を選ぶポイントを紹介するので、これから蓄電池の購入を考えている人はぜひ参考にしてみてください。 おすすめの家庭用蓄電池9選 この記事では、家庭用蓄電池のおすすめ9選を紹介していきます。 各メーカーの特徴をあわせて紹介するので、メーカー選びや製品選びの参考にしてみてください。 オムロン オムロンの蓄電池は、生活スタイルにあわせて機器を選択・追加することで、より効率的に自家消費できるのが特徴です。 蓄電池容量の種類が豊富で、6.3kWh、6.5kWh、9.8kWh、12.7kWh、16.4kWhといった製品ラインナップになっています。 1個使いや2個使いなどで、希望にあわせた容量で蓄電池の使用が可能です。 蓄電池の後付けや置き換えに適したモデル提案もされているため、すでに太陽光発電を行っていて、これから蓄電池の導入を考えたい人にもおすすめのメーカーと言えるでしょう。 電池種類 リチウムイオン電池 蓄電池容量 9.8kWh(実効容量:8.8kWh) 外形寸法 90mm ×741mm × 295mm 取付方法 ・屋内床置き、壁面にネジ止め・屋外壁掛け、自立設置 保証期間 15年 参考:テスラジャパン『Powerwall』 長州産業 長州産業では、同等容量で業界最小クラスのユニットサイズを持つ蓄電池を提供しています。 蓄電池は、海や川などの水辺にあまりにも近い場所である重塩害地域では、屋内にしか設置できない決まりになっています。 しかし、長州産業では、海岸・汽水域から500mの範囲の屋外で使用できる重塩害対応タイプを取り揃えています。 家の立地やスペースで蓄電池の設置ができなかった人に適した蓄電池と言えるでしょう。 種類 リチウムイオン電池 蓄電池容量 9.8kWh(実効容量:8.8kWh) 外形寸法 490mm×741mm×295mm 取付方法 ・屋内床置き、壁面にネジ止め・屋外壁掛け、自立設置 保証期間 15年 参考:シャープ『住宅用蓄電池システム』 パナソニック パナソニックは、蓄電池をはじめとする太陽光発電関連設備を多く取り扱っています。 そのため、組み合わせ次第で多種多様な生活スタイルにあった蓄電池容量や発電・消費システムを利用できます。 屋外用の5.6kWh蓄電池は、耐塩害仕様モデルがあるため、どのような地域でも設置しやすいのが特徴です。 種類 リチウムイオン電池 蓄電池容量 5.6kWh 外形寸法 619mm×682mm×280mm 取付方法 屋外 保証期間 蓄電池容量保証7年 参考:ニチコン『ハイブリッド蓄電システム ESS-H2L1』ル 京セラ 京セラの蓄電池は、運転モードを切り替えられる特徴があります。 売電優先モードや充電モード、深夜電力活用モードなど、太陽光発電を利用する目的にあわせて運転モードの切り替えが可能です。 また、屋外設置モデルにも関わらず奥行きがわずか30cmほどのため、設置しやすい形状となっています。 自然災害についての保証も10年間分付いているため、安心して使い続けられる1台と言えるでしょう。 種類 リチウムイオン電池 蓄電池容量 12.0kWh(実効容量:10.3kWh) 外形寸法 1060mm×1250mm×300mm 取付方法 屋外設置 保証期間 15年(自然災害については10年) 参考:ジンコソーラー『SUNTANKシリーズ』 DMMエナジー DMMが手掛けるDMMエナジーでは、ハイブリット型蓄電システムの提供を行っています。 生活スタイルにあわせて蓄電池容量を柔軟に増設できることが特徴です。 増設のタイミングに縛りがなく、またスタイリッシュなデザインでスマートに増設することができます。 保証には10年間の自然災害補償が含まれているため、万が一の際にも安心して使用できます。 性能、デザイン、保証などの要素において優秀な1台です。 種類 リン酸鉄リチウムイオン電池 蓄電池容量 15kWh 外形寸法 670mmx1320mm×150mm 取付方法 屋外床置き 保証期間 基本保証10年(有償にて延長保証15~20年) 参考: -
蓄電池
太陽光発電で蓄電池はやめた方が良い?メリット・デメリットを比較!
太陽光発電をする際、蓄電池の設置はやめたほうがいいという声があります。 そのため、蓄電池を導入すべきかどうか悩んでいる方も多いのではないです。 この記事では、太陽光発電で蓄電池を導入するメリットと野球を紹介します。 実際に設置して後悔した声や満足している声をあわせて紹介するので、蓄電池導入の参考にしてみてください。 太陽光発電で蓄電池はやめた方がよいと言われる理由 太陽光発電を家庭で行う際、「蓄電池しない、やめたほうがいい」という声が上がります。 ここでは、太陽光発電で蓄電池の利用はやめられると言われる理由を3つ紹介します。 <太陽光発電で蓄電池はやめた方がよいと言われる理由> ・要性がわからない ・寿命がある 必要性がわからない 蓄電池って必要ですか?🤔 蓄電池って必要ですか?🤔 #太陽光発電#蓄電池 — パンクシー🐼関西MNP紹介します📲 (@pandaroom7) July 18, 2021 引用:パンクシー🐼関西MNP紹介します📲(@pandaroom7) ちなみに、太陽光発電とあわせて蓄電池を設置する必要性がわからない、という人はほとんどありません。 太陽光発電を導入した直後は元が取れなくても、売電期間が終了するタイミングで蓄電池を活用すれば、自家消費としてうまく活用できようです。 日中に発電した電気を夜に使うなど、効率よく電気を活用するには、蓄電池は非常に重要な設備だと言えます。 寿命がある 蓄電池メーカーさんが完全補償とか言ってるのが大体10年~12年。 今の電池だとセルの不具合なんかで満充電に対しての充電容量が25年間新品同等で使い続けられるとは思わないせいぜい50%程度がいいでしょう。そう考えるとメーカーさんの補償期間に寛容性が感じられます。 — blueroom() (@blueroom963) 2023年8月15日 引用:blueroom()(@blueroom963) 蓄電池には寿命があり、その寿命は10年程度と言われています。 蓄電池の寿命が尽きたらもう使えなくなり、また新しいものを購入しなければなりません。 住宅自体にも寿命があるように、太陽光パネルや蓄電池にも寿命があります。 設備等のメンテナンスについては、PPAモデルを活用すれば費用を抑えられる可能性があります。 また、蓄電池の購入に対して国の補助金制度等があるため、うまく活用すれば費用を抑えられるでしょう。 蓄電池を導入して後悔した人は多い?体験談を調査 蓄電池の設置について疑問を感じている人の声を紹介してきました。 しかし、実際には蓄電池を導入して後悔した声よりも、導入しなかったことに後悔している人が多いのが現状です。 ここからは、蓄電池の設置にメリットを感じている人の声を紹介していきます。 太陽光も蓄電池も設置したことを後悔していない 結論として、うちは災害に強い家を目指したので、太陽光も蓄電池も設置しました。このことについては後悔してません。素人考えですが、太陽光を出せるなら蓄電池もセットで設置しませ んとまあ意味がないと思います💦…めちゃくちゃ高いですけどね😭 長くなりました、すみません😅 — へタレ母 (@WvjhuWBPxkbdvl6) 2020年4月12日 引用:へタレ母(@WvjhuWBPxkbdvl6) 太陽光発電によって災害に備えるためには、蓄電池の設置が必要です。 もともと災害対策のために太陽光パネルと蓄電池を設置したため、高価であったが後悔はしていないという意見があります。 災害対策が主な設置理由である場合は、蓄電池を合わせて設置することで効果を発揮するため、目的に合わせて設置を検討すると良いでしょう。 蓄電池をもっと増やしたら後悔している 太陽光パネルも蓄電池もありますが、蓄電池はもっと増えればと後悔。今だと10連結まで出来るテスラは魅力的だよ。これからは売電でなく、蓄電自己消費だと思います。 — るーと_田舎者伐採見習いJJI (@root_freebox) 2022年11月24日 引用:るーと_田舎者伐採見習いJJI(@root_freebox) 蓄電池を設置したついでに、もっと増やした先生という意見もあります。 紹介した通り、テレビの売電価格の低下も影響し、売電目的の太陽光発電では元の準備が難しいのが現状です。 しかし、蓄電して自家消費する目的であれば効率よく発電した電気を活用できるため、蓄電池がもっとあってもいいと言う声が上がっています。 蓄電池をつけなかったことに後悔している 12月使用分で26000円でした🤦♀️ いつもは1万くらいです🫣ちなみに太陽光ついてますが、蓄電池は付けてないので、お昼だけ電気使い放題って感じです😰 蓄電池つければ 後悔 する 😰 — 不思議の国のerice♡ (@v3v_erice) January 17, 2023 引用:不思議の国のerice♡(@v3v_erice) 蓄電池をつけなかったことに後悔する声は少なくありません。 太陽光パネルによって日中は自家発電した電気を使えますが、発電できない時間帯には電気を活用できないため、後悔している声があります。 蓄電池は必要?メリット・デメリットを徹底比較 ここまで、蓄電池の必要性に対しての実際の声を紹介してきました。 では実際に、蓄電池は必要なのかどうか気になる人は多いでしょう。 ここからは、蓄電池を導入するメリットとデメリットを紹介します。 蓄電池の導入に迷いがある人は、ぜひ参考にしてみてください。 メリット まずは、蓄電池を導入するメリットを4つ紹介します。 太陽光発電を利用する際、蓄電池は便利に使える設備なので、まずはメリットを理解しましょう。 <蓄電池を導入するメリット> ・電気代を安く抑えられる ・効率的に電気を使える ・災害時にも電気を利用できる ・卒FIT後に役立つ 電気代を安く抑えられる 蓄電池を設置する大きなメリットとして、電気代を安く押さえられることが挙げられます。 電気代は時間帯によって単価が変わります。 日中は単価が高く、夜間は単価が安くなるのが一般的です。 蓄電池を活用すれば、比較的単価が安い夜間の電力プランを利用できるため、電気代が安くなる傾向にあります。 効率的に電気を使える 日中に発電した余剰電気を夜間などに利用できるため、効率よく電気を使えるようになります。 蓄電池に貯めた電気を活用することで、購入する電気自体を少なくすることが可能です。 太陽光パネルとあわせて蓄電池を設置することで、日中は発電した電気をメインに使用し、夜間は余剰電気を活用するといった効率の良い使い方ができます。 災害時にも電気を利用できる 災害によって停電が起きた際でも、蓄電池があれば電気を利用できます。 太陽光パネルを設置することで発電することができますが、蓄電池がなければ発電した電気を停電時に使うことができません。 そのため、災害時に備えて太陽光発電を利用する場合、蓄電池を設置することは大きなメリットと言えるでしょう。 卒FIT後に役立つ FITとは、自家発電した電力に対する固定価格買取制度のことです。 FIT制度が終了した後は売電するよりも自家消費をした方がお得です。 FIT期間が終了して卒FITとなった際、蓄電池を活用すれば効率よく自家消費できるようになります。 卒FIT後は、そのまま売電を続けたり新しい買取先へ契約し直したりする方法がありますが、自家消費していくという判断も一般的です。 蓄電池を導入しておけば、卒FIT後に発電した電気を自宅で効率よく消費できるでしょう。 デメリット 次に、蓄電池を設置するデメリットを紹介していきます。 メリットとデメリット双方の内容を理解し、蓄電池を設置するかどうか検討してみてください。 <蓄電池を導入するデメリット> ・初期費用がかかる ・メンテナンス費用がかかる ・設置スペースが必要になる ・寿命を考慮する必要がある 初期費用がかかる 補助金を活用することで初期費用を抑えられます。 蓄電池は決して安くない買い物です。 太陽光パネルとあわせて蓄電池を導入することで、初期費用が大きくなってしまうことがデメリットと言えるでしょう。 しかし、近年は省エネ住宅が推奨されつつあり、それに伴って蓄電池の購入を対象とした補助金制度などが存在します。 補助金を活用することで初期費用を抑えられるため、金額が理由で蓄電池の設置を迷っている人は、利用できる補助金の種類をあわせてチェックしてみてください。 関連記事 太陽光発電で蓄電池を導入する際の価格相場は?利用できる補助金も解説! メンテナンス費用がかかる 蓄電池は消耗品であり、メンテナンス費用がかかる場合があります。 もしも壊れてしまったとき、修理や買い替えなどは高額になる可能性があるでしょう。 太陽光発電を利用する際はPPAモデルを活用することで、メンテナンス費用の負担なく蓄電池を利用できます。 PPAモデルとは、PPA事業者が住宅の屋根などの場所を借りる形で、太陽光発電を無償設置する仕組みです。 PPAモデルを活用すると、設置およびメンテナンスが無償になるため、初期費用を押さえて蓄電池を利用することができます。 設置スペースが必要になる 蓄電池を設置するにはある程度のスペースが必要になります。 蓄電池はエアコンの室外機くらいの大きさがあるため、設置スペースを確保しなければならないことがデメリットの一つと言えるでしょう。 また、どこにでも置いて良い訳ではないため、施工業者に確認してもらう必要があります。 ただし、蓄電池には室内置きタイプと室外置きタイプの2種類が一般的です。 室内と室外でどちらならスペースを確保できそうか検討してみましょう。 寿命を考慮する必要がある 蓄電池は永久的に使えるものではなく、寿命があります。 蓄電池を設置する際は、いつか寿命が来ることを考慮しておきましょう。 蓄電池の寿命はおよそ10〜15年と言われています。 そして、メーカーの保証期間やPPAモデルの契約期間も10〜15年であることがほとんどです。 寿命がきたから買い替えるとなると、高額の費用がかかります。 普段からできるだけ長持ちするよう工夫して使うなど、寿命を長くさせることで費用対効果が高まるでしょう。 関連記事 おすすめの家庭用蓄電池メーカー9選!選ぶポイントも解説! まとめ 太陽光発電の導入において、蓄電池の設置を迷う人は多くいます。 蓄電池を設置して後悔した声はありますが、太陽光パネルと蓄電池をあわせて使うことで得られるメリットは多くあります。 記事で紹介したメリットとデメリットを頭に入れ、蓄電池を設置する目的を定めた上で検討すると良いでしょう。シェアでんきでは、「蓄電池モデル」というPPAモデルサービスを行っています。 太陽光発電の導入により、家庭で必要な電気を自家発電でまかなうスマートな仕組みを展開しています。 PPAモデルによって初期費用・メンテナンス費用ゼロで蓄電池を利用できるので、太陽光発電と合わせて蓄電池を導入しようか迷っている人はぜひチェックしてみてください。 \初期費用・メンテナンス費用0円!/ 「シェアでんき」の詳細はこちらから